不妊症の治療について②【しまだ鍼灸訪問治療院】
2021/08/11
不妊症の治療について
おはようございます。
しまだ鍼灸訪問治療院です。
以前にも投稿しましたが不妊症についてです。
鍼灸治療では不妊症も適応の疾患です。
不妊症を治療する際には東洋医学でいう腎がぞうしている精を補うことが重要とされています。
しかしただ本当にそれだけなのかと思うとそれだけでは無いのです。
東洋医学では子宮に栄養を送るルートに衝脈と任脈という血管みたいなものがあります。
肝心なのはこの2つのルートの気血を充足させ、流れをよくすること。
逆にいえばこのルートに気血の不足と渋滞がおこれば妊娠がしにくい体になってしまいます。
この状態を東洋医学では気血両虚や気滞といいます。
つまり腎の精を補うだけが答えではないということ。
東洋医学的に不妊症を治療する際にもいろいろな弁証があるということを頭にいれて治療するべきかと思います。